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製品紹介

製品について

金型や溶融金属が接触する部分に塗布する塗料を総称して、英語でCoating(コーティング)と呼んでいますが、弊社では特に、重力鋳造(GDC)や低圧鋳造(LPDC)の金型と溶融金属が接触する部分、製品面(キャビティ面)や方案部(押し湯、湯道)に塗る塗料のことを別呼称として塗型剤と呼んでいます。

その他、金型以外の対象物(ラドル、柄杓、樋、不定形耐火物、ストーク、湯面検知棒など)に塗る塗料をコーティング剤と呼んでいます。

塗型剤

用途:金型
弊社の塗型剤は、主に以下のような機能を発揮します。

  1. 金型表面の保護機能
  2. 溶湯が完全に充填するまでの凝固防止・保温機能
  3. 溶湯充填時の残留エアー吸収等の通気機能
  4. 指向性凝固を作るための凝固スピードの調整機能
  5. 溶湯が充填・凝固した製品が離型するときの離型・潤滑機能
  6. 製品鋳肌をきれいにする表面粗さ調整機能
  7. 溶湯の付着防止機能
製品の種類
製品面用
品番: C1~C27
  • Cは製品面CavityのCから取っております。
特性: 膜強度重視、保温性重視、冷却重視、鋳肌重視、低温塗布、焼成レスタイプなど各種取り揃えております。
方案部用
品番: R2~R5
  • Rは湯道Runner、押し湯RiserのRから取っております。
特性: 塗りやすさ重視、粗さ重視、膜強度重視、保温性重視、焼成レスタイプなど各種取り揃えております。
カジリ防止
離型性向上
品番: G2~G4(表面温度 約200°C)
品番: G5(表面温度 約200~400°C)
  • GはカジリGallingのGから取っております。

コーティング剤

用途:ラドル、柄杓、樋、不定形耐火物、ストーク、湯面検知棒など。
塗型剤以外の弊社のコーティング剤は、主に以下のような機能を発揮します。

  1. 溶損防止機能
  2. 溶湯の付着防止機能
  3. 通電機能
製品の種類
溶損防止目的
品番: P1Rv2(常温塗り)
  • Pは保護ProtectのPから取っております。
湯切れ目的
品番: P2、P4(常温塗り)
品番: P3-45(表面温度約200°C)
  • Pは保護ProtectのPから取っております。
通電+湯切れ目的
品番: E1(常温塗り)
  • Eは電極ElectrodeのEから取っております。

注:お客様でご使用になる場合の各種商品の品番選定に際しましては、弊社の営業へお問い合わせ下さい。

アデル株式会社